今回は自宅でハンドドリップでコーヒーを淹れている方向けにお話をしていきます。
コーヒーを抽出をした際に、
「苦味が強すぎる‥」「えぐみがある‥」
と感じた事はありませんか?
その時に考えられる原因を大きく5つに分けて、一つずつ説明していこうと思います。
苦味(えぐみ)が強すぎる時に考えられる原因5選
①使う豆の量が多すぎる
→極端な話、250cc抽出する際にコーヒー豆を30gも使うと味が強く出すぎてしまいます。そして、その分苦味を感じやすくなります。使用するドリッパーや器具、そして豆の焙煎度合いによってレシピは変わってくるので、一概に何g使用した方がいいと断言することはできません。が、あくまで参考程度に、ブログの記事におすすめのレシピを載せてる記事もあるのでよろしければ合わせてご覧ください。
あと、よく言われるのが、豆(g):水(cc)=1:15〜17 の割合が美味しく抽出されます。
例)10gの 豆を使う場合は150cc〜170ccを目安に抽出します!
②挽き目が細かすぎる
→挽き目はすごく重要です。挽き目が少し変わるだけで、良くも悪くも味に影響が出ます。一般的に、ハンドドリップで淹れる際は中細挽きが推奨されています。
※ステンレスドリッパー(メタルドリッパー)は中細挽きだと抽出し終えたコーヒーの質感にざらつきが出てしまう可能性があるので粗挽きが良いでしょう。
実際に自分がコーヒーを始めたばかりの時に陥った問題が挽き目です。笑
焙煎されてから4.5日しか経っていない新鮮な豆を購入したにも関わらず、いざ自宅でその豆を使ってコーヒーを淹れても苦味が強すぎてとても美味しいと言える味ではなかったのです。その原因は挽き目にあったのです。
本来、焙煎したてのコーヒー豆を使って抽出する際は、このようにお湯を注いだ時にガスが出てくるのです。
しかし、挽き目が細かすぎるとガスが出てくるどころか泥のようにベチャッとした表面になります。どんどんお湯がコーヒー粉に吸い込まれていくような感じです。
※ただ、焙煎されてから少し日が経った(二週間前後)豆を使う際は、抽出する際にガスはほとんど出ないので目視で判断するのは難しいです。
③蒸らしの時間が長すぎる
コーヒーを淹れる過程で第一に蒸らしの工程があります。この″蒸らし゛は分かりやすくいうと美味しいコーヒーを淹れるための準備運動のようなものです。
「コーヒーの蒸らしは丁寧に、粉全体にお湯が行き渡るように慎重に」
本題に戻りますが、蒸らしの時間が長すぎると味に渋みやえぐみ、苦味が強くなる傾向にあります。
これもまた一概にはいえないのですが、大体蒸らしの時間は30秒〜60秒くらいを目安とするといいと思います。
④そもそも使っているコーヒー豆が古すぎる
→焙煎してから日が経ちすぎている豆を使用したコーヒーは正直美味しくないです‥。えぐみや渋みを感じやすい味になってしまいます。コーヒーにも鮮度があって、豆の状態で焙煎日から14日以内が美味しく飲めるコーヒーの目安です。
もし、コーヒー豆を購入する際は店員さんに豆の焙煎日を尋ねるといいかもしれませんね♪
⑤お湯の温度が高すぎる
→中深煎りや深煎りの豆を使用する際は、沸騰したてのお湯を使うことはあまり推奨しません。なぜなら味が強く出過ぎてしまうからです。深煎りのおすすめのお湯の温度は大体85度〜94度くらいです。その方が味がまろやかになります!
※しかし浅煎りや中煎りの場合はお湯は高めのほうがオススメです!なんだかコーヒーって奥深いですね。
もちろん、コーヒーの豆の状態や、使っている器具、ミル、コーヒーのレシピによって考えられる要因というものは変わってくるのですが゛とりあえずこれから考えてみてほしい゛いうものを以上5つに分けて説明しました。
少しでも参考になれば幸いです!
ではまた。
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