今までの投稿では美味しいコーヒーを淹れるコツとして、ミルとケトルはいいものを買う。ということを述べてきました。
ですが、この度なんと、、1万円を切り、、、さらに、4万以上する世界最高峰の手挽きミル、コマンダンテのジェネリック製品と巷で噂されているKINGrinder P2が登場しました。
これは流石に買ってみるしかない!と思い、購入しました。
果たして、1万円切りの最強のミルになるのであろうか。
レビューしていきます!!!!
改めて商品名は、「KINGrinder P2」
特徴は以下の通りです。
- 【軽量化】僅か330gの軽量型モデル、一度に最大20グラム挽けます。
- 【金属刃】SUS420コニカル式金属刃採用、7枚刃デザインは様々な淹れ方に適用します
- 【お手入れ簡単】工具不要で、簡単に分解して掃除できます。掃除ブラシも付き。
- 【均一な挽き目】1周につき30段階が設けられ、1段階で0.0333mmの微調整が可能。スピンダイヤルを回すだけで粒度調整がラク!
- 【持ちやすい】5センチのコンパクトなサイズ感、家庭用だけでなく、アウトドアにも最適です。
*アマゾン購入ページの内容を参照してます
KINGrider P2 とKINGrinder K6を比べる
現在所有している、KINGrinder K6と比較をしてみましょう!
KINGrinder P2 | KINGrinder K6 | |
---|---|---|
値段 | 6,666円 | 15,555円 |
大きさ(高さ) | 14cm | 23cm |
挽き目 | 120段階? 1メモリ0.0333cm | 240段階 1メモリ0.016cm |
重さ | 330g | 630g |
容量 | 20g | 35g |
メッシュ調整位置 | 内側 | 外側 |
KINGrinder P2のメリットデメリット
よりコンパクトで、1万円を切る値段で購入できるKINGrinder P2はどこが良くてどこが悪いのでしょうか。
率直な感想で、真っ先に感じたことは挽き目を調整するためのダイヤルが内側にあること。
KINGrinder K6が外側にダイヤルがあります。それが本当にありがたいので、ダイヤルにが内側にあるP2がデメリットとして感じてしまいます。。
挽き目を変えたい時に外側にあり、メモリが見えるのでいつでも変更することが可能です。
ですが、内側にあると変えたい時に毎度受け皿を外さないといけません。そして、そのメモリも何周目なのかわからなくなるため、0にリセットしてから自分の好みの挽き目に変更する手間ができてしまいます。
このデメリットはP2に限らず、内側にあるもの全てのミルに当てはまるので、P2が良くないということはご了承ください。
挽き目を変えることが滅多にないのであれば、そこまで手間にならないかと思います。
メリットはもちろん値段です。6,666円という価格で、4万円もするコマンダンテのジェネリック製品と噂されているからです。
世界最高峰のミルが安く買えるとなると、一度は買っておくべきではないでしょうか。
Nif Coffee さんの動画で紹介されていました。この記事の最後に載せておきますので詳しく見たい方はこちらをご覧ください。
実際にKINGrinder P2を手にとってみたレビュー
商品が届いたので、商品を実際に見ていきましょう!
KINGrinder P2の大きさ
購入ページでは大きさが14cmということでした。現在もっているKINGrinder K6と比べてみると、
確かにサイズはコンパクトになっています。
受け皿の大きさと、挽き目の大きさを変更するダイヤルの位置が違うため、ここまで小さくできたのだと思います。
ここまでコンパクトだと可愛らしいですね!
こちらの容量が20gというのは1人前のコーヒーであれば十分な量なので全然いいですね!
コーヒーの淹れ方によりますが、1人前12g〜18gではないでしょうか。
KINGrinder P2の素材
税込6,666円という破格の安さを出せるのは、やはり素材ではないでしょうか。
使用しているミルの刃は「SUS420」こちらはマルテンサイト系ステンレス鋼と呼ばれるグループで、高い硬度と優れた耐摩耗性をもっており、刃物や精密部品などに使用されているようです。
このミルのは、おそらくKINGrinder K6と同じで、K6はさらに設計を変えてより挽きやすくしたようです。
K6のCNC420とは、CNC機械加工のCNCを取ってきたと予想されます。CNC420という素材は検索しても見つかりませんでした。
ミルの刃はKINGrinder K6と同じ素材で、容器がプラスチックとなっています。プラスチックとなると安っぽく聞こえますが、実物を見るとそんなに安っぽく見えません。
素材がプラスチックとなると気になってくるのが、静電気による受け皿とコーヒーの粉が付着する問題。
KINGrinder P2とコーヒーの粉の静電気対策
中煎りのコーヒー豆を挽いてみました。
その後ペーパーフィルターに粉を入れ、受け皿を見てみると。。。
そうですね。まあまあ粉が残っていますが、プラスチックの素材であれば、許容範囲ではないでしょうか。この後に「ポンポン」と叩いて残った粉を集めるようにするとしっかりと集まりました。
深煎りのコーヒー豆を霧吹きで軽く濡らして、静電気対策をしてみました。
結果はこちら。
霧吹きで1プッシュするだけでそんなに付きませんでした。
何もしなかった中煎りのときよりも綺麗な状態でした。
静電気問題はK6の場合でも霧吹きをしなければ、周りに飛び散ったりしますのでどのミルでも霧吹きをするのが良いのではないでしょうか。
KINGrinder P2 粉は均一に挽くことができるのか
6,666円と大変お買い得なミルで、ミルの刃はK6と同様、その他の素材がプラスチックとできる限りのコストカットを実現してきたKINGrinder P2ですが、カットできるのはコストだけでなく、コーヒー豆はどうなのか。実際に中煎りのコーヒー豆を使用して挽いてみました。
それでは、KINGrinder P2とKINGrinder K6で挽いた粉を比べてみましょう。
どちらも綺麗に豆が挽けていますね!
突然ですが、ここで問題です。
どちらがKINGrinder P2でどちらがKINGrinder K6でしょうか。
よーく見て、考えてみてくださいねー!
⑤
↓
④
↓
③
↓
②
↓
①
それでは正解発表です。
正解は、、、、、、、、
でした!
粉の均一性はどちらもほぼ一緒!
言われなければ正直わかりません。それくらいのパフォーマンスをしてくれるKINGrinder P2、もう買うしかありません。
たった6,666円でこれだけの粉を均一に挽けるのであれば問題ありません。むしろこんな値段でいいの?って思ってしまうほどです。
実際に挽いてみての感想は、少し挽きずらさはありました。豆が引っかかる感じです。
KINGrinder K6の方がスラスラ挽けます。それがCNC設計加工によるものだと思います。
すこし引っかかる感じがあるものの、挽き目に影響がでてるわけではないのでコスパ的にみても問題ないと思います。
6〜7,000円代で買えるミルはポーレックスのコーヒーミルがあります。
ポーレックスでの挽き目を見てみましょう。
一見、均一に挽けてるように見えます。が大きい粉の周りに細かい粉がちらほら見えます。
また、大きいものの中にもさらに大きかったり、少し小さかったりとばらつきが見ることができます。
これからもわかるように、1万円切るコーヒーミルの中で圧倒的コスパ最強のミルであることは間違いないと思います!
↓KINGrinder P2 アマゾンのページに移動します↓
以前購入しようと思った時はすでに売れ切れでした。1ヶ月以上経過し、ようやく購入することができました。興味ある方は売り切れる前に購入することをおすすめします!
まとめ
以上の検証を踏まえて、正直「買い」です。初心者の人がコーヒーを始めるのにこれだけのコストパフォーマンスを発揮できるミルはこれ以上ないと感じました。
もし、これからコーヒーを始めるという方がいるとしたら、筆者はまずこの「KINGrinder P2」を間違いなくおすすめします。
理由は値段、性能、見た目どれも80点以上取れているからです。
1万円を切り、1万円以上のミルと同等の性能であり、見た目も安っぽくありません。
これを超えてくるミルは今後出てくるのかとても興味深いです。
みなさんにプラスになるような情報をお届けできるよう、元バリスタの知見も踏まえレビューしていきますので、次回以降の投稿もぜひ、ご覧になってください。
↓Nif Coffeeさんのレビュー動画↓
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