コーヒー豆の精製方法について解説!

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コーヒー
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今回は精製方法について解説します。

コーヒー豆を買う際、もしくはコーヒー屋さんでコーヒーを注文する際に、例えば説明欄に「●●●● ウォッシュト」など精製法について書かれてあるものを見かける機会がある方もいるのではないでしょうか?

精製方法について、

「精製方法とか難しいことはよくわからない。」

「味に影響はあるの?」

と疑問に思う方に、詳しくお話ししていきたいと思います!

これを見れば精製方法とはなんなのか分かります!最近では同じ精製方法の中でもすこしやり方を変える方法もあります。それについては別の記事にします。

精製とは?

コーヒーの果実を生豆にするまでの加工工程を「精製」と呼びます。

生産地ごとにさまざまな精製方法があり、その栽培環境に合わせた精製法が選択されています。

なぜなら生産地によって気温や標高など環境が違うからです。

また、精製法ごとにコーヒーの味わいに特徴があります

それではよく見かける精製法について

一つずつ説明していきます。

◉精製方法 ウオッシュト(水洗式加工)◉

instagram@goldmtncoffeeより

特徴

  • ・水を多く使用する
  • ・クリーンでバランスの良い味わいになる

順序

  • ①コーヒーチェリーを水槽に入れ、水洗いする(果実を浸す)
  • ②水槽に浮かぶもの(小粒果実、未熟果実、ごみ、石などの異物)を取り除く。
  • ③パルパー(果肉除去機)にかけ、果肉を取り除いてパーチメントにする
  • ④発酵槽に移して、パーチメントについているミューシレージ(粘着物)を取り除く
  • ⑤ミューシレージを取り除いたものを乾燥させる
  • ⑥脱穀してパーチメントを除いて生豆を取り出す

以上がウオッシュトの順序です。

またウオッシュトという精製法は、

ミューシレージの除去の仕方などで細かく

分類することができます。

簡易的に説明します。

フルウオッシュト発酵層につけて発酵させた後に洗浄してミューシレージを除去する
セミウオッシュト機械によってのみミューシレージを除去する
ダブルウオッシュト発酵槽で発酵させて洗浄してミューシレージを除去後、再度水につける


◉精製方法 ナチュラル◉

instagram@goldmtncoffeeより

収穫したコーヒーチャリーをコンクリートやビニールシートの上に広げて乾燥させます。乾燥させた後にコーヒー生豆を取り出す方法のことを言います。

順序は次の通りです。

  1. 収穫したコーヒーチェリーをコンクリート、ネット、ビニールシートなどに広げて自然乾燥させます。
  2. 上のほうと、下のほうでは、乾燥のスピードが変わってきます。なのでコンクリートの上なら、1日に5〜6回は混ぜる作業を行います。ネットの上の場合も1日に2〜3日混ぜます。だいたい7〜12日かけて乾燥させます。果実の水分が20%以下になるまでです。
  3. 乾燥させたチェリーを取り除きます。

味の違いは?

精製方法が違うとどう変わってくるのでしょうか。

ウォッシュト よりクリーンな味わいになります。

スッキリとコーヒーを飲みたい方にオススメ!

ナチュラル  フレーバーを強く感じられます。

ジューシーさやはっきりとしたコーヒーを飲みたい方にオススメ!

他の精製方法については後日載せたいと思います!すこしでも参考になれば幸いです!

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