今回はコスパ最強の高性能な手挽きミルKINGrinder K6の特徴や使用感をレビュー。
コーヒー初心者にもおすすめしたいイチオシの手挽きミルです。
購入を検討している方は是非参考にしてください。
KINGrinder K6のスペック
KINGrinderの手挽きミルは、K1.K2.K3.K4.K5.K6など様々な種類が販売されています。
種類によって豆の最大容量やハンドルの形、粒度調整機能の仕様が異なります。
今回は豆の最大容量が多く、使い勝手がいいKINGrinder K6を紹介。
以下がスペックです。
KINGrinder K6 | |
---|---|
✔︎サイズ | 直径約5.2cm×高さ17.5cm |
✔︎本体重量 | 630g |
✔︎材質 | アルミニウム |
✔︎豆の最大容量 | 30~35g |
✔︎挽き目調整 | 外部にあり |
✔︎挽き目調整ダイヤル | 240段階 |
✔︎価格(Amazon価格) | 15,555円(税込) |
手挽きミルは比較的手が出しやすいお値段のポーレックス(7,590円)や、コーヒーのプロが使うようなお値段高めのコマンダンテ(49,400円)など価格はピンキリです。
KINGrinder K6は、その中間くらいのお値段です。
筆者は2023年1月に購入し、その際の価格は14,588円(税込)でした。
購入から1年経った現在、1,000円弱値上げしています。
これからどんどん値上がりする可能性があるので、購入するなら早いうちのほうがいいかもしれません。
まずは使ってみて感じたメリットをお伝えします。
メリット1 挽き目の調整がしやすい
KINGrinder K6の良さは、挽き目調整機能が外側についていることです。
そしメモリの記載があるのでとてもわかりやすいです。
以前使っていたポーレックスの手挽きミルは内側に挽き目調整機能がついていたので、いちいち器具をバラす必要があって意外と面倒でした。
その点KINGrinder K6は外側についているので、手間がはぶけ圧倒的に挽き目調整が楽です。
エスプレッソ用(細挽き)、マキネッタ用(中細挽き)、ペーパードリップ用(細挽き)、フレンチプレス用(粗挽き)まで幅広く挽き目を調整することができます。
それぞれの挽き目の目安は以下です。
メリット2 ハンドルが握りやすく豆が挽きやすい
円錐形の木製で手にフィットしてとても握りやすいです。
そしてグリップには滑り止めシリコンスリーブが付いていて、ミルを持つ手が滑らず尚更ハンドルを回しやすい。
しっかりと力が入るおかげか豆を挽く時もほとんど力が要らず、疲れません。
以前使っていたポーレックスの手挽きミルは、豆を挽く際ゴリゴリと時々引っかかるような感覚で割と力が入りました。
KINGrinder K6は滑らかで軽い挽き心地で、女性でも使用しやすい手挽きミルだと感じます。
挽き目の均一性はどうなのか?
コーヒーを抽出する際、味に大きな影響を及ぼすのは挽き目の均一性です。
挽いたコーヒー豆の粒度にばらつきがあると、抽出時にムラができてしまい、美味しいコーヒーが出来なくなってしまいます。
(粗い粉はコーヒーの味が出にくく、細かい粉はコーヒーの味が出やすい)
したがってコーヒーミル選びで重要なポイントは、挽いた後の粉の均一性なのです。
実際にKINGrinder K6で挽いたコーヒー粉を見てみましょう。
今回挽き目は100クリック(ペーパーフィルター用の挽き目)に設定しました。
どうでしょうか。
電動グラインダーで挽いたかのような均一性です。
手挽きミルでこの均一性は大満足です。
ポーレックスとKINGrinder K6を比較してみた
手挽きミルの中でも人気のあるポーレックスと知られざる逸材KINGrinder K6を比較してみます。
まずはスペックを比較。
ポーレックス | KINGrinder K6 | |
---|---|---|
本体大きさ | 高さ19.2cm×直径4.7cm | 高さ17.5cm×直径約5.2cm |
本体 | ステンレス | アルミニウム |
重量 | 270g | 630g |
挽き目調整 | 内部 | 外部 |
挽き目調整ダイヤル | 16クリック | 240クリック |
豆の最大容量 | 30g | 30~35g |
価格(Amazon価格) | 7,590円(税込) | 15,555円(税込) |
お手入れ方法 | 水洗い可 | 水洗い不可のためブラシで掃除 |
刃 | セラミック | ステンレス |
比較してみると、重さや挽き目調整機能、本体の材質など結構な違いがあることがわかります。
サイズ感の比較
大きさはさほど変わりませんが、若干ポーレックスのほうがスタイリッシュ。
デザイン性はKINGrinder K6の方が優れていると感じます。
挽き目調整機能の比較
ポーレックスは内部に、KINGrinder K6は外部に挽き目調整機能がついています。
↓ポーレックス↓
ひし形のダイヤルをカチカチと回して挽き目を調整。最大16クリック。
数字の記載がないので、回す時のカチっという音でクリック数を数える必要があります。
たまにカチッと言う音がせず途中で何クリックだったか分からなくなることがある。
そして内部にダイヤルがあるので一々蓋を外して調整しなければいけない点がネック。
↓KINGrinder K6↓
外部にダイヤルがあり、メモリもついているのでわかりやすい。
一周につき60クリック、最大で4周(240クリック)まで可能。
ここまで細かく挽き目の調整ができるので、自分好みの挽き目に自由自在に調整できます。
挽き目の均一性の比較
ペーパーフィルター用の挽き目(中挽き)で比較してみます。
よく見るとポーレックスのほうが粒度のばらつきが多く、
均一性に関してはKINGrinder K6のほうがが優れていると感じます。
そして豆を挽く動作に関しても、KINGrinder K6のほうが力が要らずなおかつ早く挽き終わります。
KINGrinder K6の刃は48mmの七角コニカル式金属刃とトリプルベアリング設計になっているので、高速で均一に挽けるんです。
豆の入れやすさを比較
↓ポーレックス↓
コーヒー豆を入れる時に真ん中の棒が意外と邪魔になり、慎重に豆を入れなければこぼれてしまいます。
高確率で外にこぼれてしまうのでいつも手を添えて入れてます。
↓KINGrinder K6↓
ポーレックスと比べて真ん中の棒が上まで飛び出てないので、豆が当たらず入れやすいです。
欲を言えばもう少し直径が大きいとより入れやすかったかなと感じます。
挽いた後の粉の取りやすさを比較
↓ポーレックス↓
回さずとも下にスポッと引くだけで筒が外れるのでとてもとりやすい!
↓KINGrinder K6↓
クルクルと何周か回して筒を取る必要があります。
勢いよく回しすぎると急に筒が外れそうで怖く、慎重に回さなければいけません。
個人的にここは少し面倒に感じます。
まとめ
- KINGrinder K6は均一性に優れているコスパ最強の手挽きミル
- 挽き目調整機能が外部についているので簡単に挽き目を変更できる
- 軽い力でスムーズに豆を挽くことができるので女性にもおすすめ
- お手入れ時は水洗いはできないので注意(付属のほうきで掃除する)
- 挽き目調整ダイヤルが240クリックあるので細挽き〜粗挽きまで幅広く対応できる
以前は電動ミルを使ってコーヒー豆を挽いていましたが、静電気がすごくコーヒー粉がテーブルに散ってしまうのが悩みでした。
そしてポーレックスは値段がお手頃で軽くて良かったのですが、豆を挽く時にある程度力が入るため少しストレスに感じるように。
しかしKINGrinder K6の手挽きミルを使い始めてからコーヒー粉の飛び散りがほとんどなくなり、掃除の手間が減りました。
なおかつ挽く時に力が要らず短時間で挽き終わり、均一性も申し分なし。
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